かつてDSiや3DSで、時間を忘れてパラパラ漫画を描いた記憶はありませんか?
★の数に一喜一憂し、コメント欄で謎のチャットを繰り広げた、あの甘酸っぱくも香ばしい青春(と黒歴史)を。
あのうごメモの操作感と楽しさを、PCやスマートフォンのブラウザでそのまま再現できるツールうごくノート Webが登場しました。
🎨 ここがスゴいよ!うごくノート Web!
ただの懐古厨向けアプリだと思うなかれ。中身は当時の制限を突破しつつ、あの不自由な楽しさを完璧にキープしています。
まずレイヤーが3枚(A・B・C)もあります(しかありません)。背景とキャラクターを別々に描けるのです。さらに、写真や下絵を取り込むレイヤーまで完備。
ペン、消しゴム、バケツ(塗りつぶし)といった基本装備はもちろん、透かし機能も搭載。前のフレームがうっすら見えるあれです。これがあるだけで、なんとなくプロっぽい滑らかな動きが作れるような錯覚に陥ることができます。
音声機能で魂を吹き込め
パラパラ漫画に命を吹き込むのは音です。このツール、なんとマイク録音に対応しています。
再生+録音ボタンを押せば、アニメーションの再生に合わせてリアルタイムで声を吹き込むことが可能。タイミングを合わせて「ドカーン!」「シュピーン!」と口で効果音を入れるもよし、自作のポエムを朗読するもよし、キャラを喋らせるのもよし。再生速度を上げるとピッチも上がるあれも健在です!
ただし、深夜に一人でパソコンに向かって「ハァ…ハァ…」と息遣いを録音している姿は、家族に見られると社会的な死を意味しますのでご注意を。BGMファイルの読み込みや、プリセットの効果音(カチッ、ポン、シュッなど)も用意されているので、声優デビューが恥ずかしいシャイなあなたも安心です。
出力という名の最後の試練
さて、渾身の傑作ができあがったら、世界(あるいはSNS)に発信したいですよね。このツールはプロジェクトの保存(.ugomemo形式)はもちろん、GIFアニメや動画としての書き出しにも対応しています。
しかし、ここにはブラウザベースゆえの、いくつかの「お約束(制約)」が存在します。
まず、動画出力(MP4出力ボタン)ですが、中身は技術的な事情でWebM形式になることが多いです。「MP4って書いてあるじゃん!」とツッコミたくなりますが、そこはブラウザのご機嫌次第。Twitter(現X)などにアップする際は、形式変換が必要になるかもしれないという、ひと手間を楽しむ余裕が必要です。また、普通の動画みたいにならない可能性もあるので注意。
そして画質設定。低・中・高から選べますが、高画質を選ぶとエンコードにそこそこの時間がかかります。ブラウザが一生懸命計算している間、プログレスバーを見つめながら「頑張れ…頑張れ…」と応援しましょう。あまりに長編大作を作ると、ブラウザが悲鳴を上げてメモリ不足で落ちる可能性もゼロではありません。
なんなら画面キャプチャ機能を使うのが一番無難です。
さあ、童心に帰ろう
レイヤー分け、オニオンスキン、音声合成。これだけの機能を持ちながら、あくまであのお絵かきツールの気軽さを失っていないのが最大の魅力です。
高価なペンタブも、重たい動画編集ソフトも要りません。必要なのはマウス(または指)と、ほんの少しの遊び心だけ。
仕事や勉強の現実逃避に、5分だけ触ってみてください。気づけば2時間が経過し、画面の中では棒人間が壮絶なバトルを繰り広げていることでしょう。さあ、あなたも久しぶりにうごメモ職人に戻ってみませんか?
うごくノートWeb:https://funakamome.com/flipnote









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