レンタルサーバー・自前サーバー・XAMPP、環境別にステップバイステップで解説
VetCare Proは非常にシンプルな構成のため、ほとんどのPHPサーバーで動作します。
data/ ディレクトリへの書き込み権限mbstring 拡張(日本語処理の改善)gd / imagick(画像処理用)2つの方法でダウンロードできます。初心者の方はZIPダウンロードがおすすめです。
VetCare-Pro-ver-3-main)の中身をサーバーにアップロード# リポジトリをクローン
git clone https://github.com/boris15413-jpg/VetCare-Pro-ver-3.git
# ディレクトリに移動
cd VetCare-Pro-ver-3
最も簡単な方法です。Xserver、さくらインターネット、ロリポップ、ConoHa WING などの日本の主要レンタルサーバーで動作します。
FTPソフト(FileZilla推奨)またはサーバーのファイルマネージャーを使って、ファイルをアップロードします。
# ドメイン直下に設置する場合
/home/ユーザー名/public_html/
# サブディレクトリに設置する場合(例:/vetcare/)
/home/ユーザー名/public_html/vetcare/
# さくらインターネットの場合
/home/ユーザー名/www/
index.php が直接アクセスできるディレクトリ構成にしてください。
つまり https://あなたのドメイン/index.php でアクセスできれば正解です。
以下のディレクトリに書き込み権限が必要です。FTPソフトで右クリック→「ファイルのパーミッション」で変更できます。
| ディレクトリ | パーミッション | 用途 |
|---|---|---|
data/ | 777 または 775 | SQLiteデータベースファイルの保存 |
uploads/ | 777 または 775 | ロゴ・画像のアップロード先 |
backups/ | 777 または 775 | 自動バックアップの保存先 |
ブラウザで https://あなたのドメイン/(またはサブディレクトリ)にアクセスすると、
セットアップウィザードが自動的に起動します。
詳細はセットアップウィザードの説明をご覧ください。
VPS(ConoHa VPS、さくらVPS、AWS EC2、DigitalOcean等)や自宅サーバーに導入する方法です。
# ====== Ubuntu / Debian の場合 ======
# 1. システムを最新にする
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
# 2. Apache と PHP をインストール
sudo apt install -y apache2 php8.1 php8.1-sqlite3 php8.1-mbstring php8.1-gd php8.1-curl libapache2-mod-php8.1
# 3. Apache の mod_rewrite を有効化
sudo a2enmod rewrite
# 4. VetCare Pro をダウンロード
cd /var/www/html
sudo git clone https://github.com/boris15413-jpg/VetCare-Pro-ver-3.git vetcare
cd vetcare
# 5. ディレクトリの権限を設定
sudo chown -R www-data:www-data data/ uploads/ backups/
sudo chmod -R 775 data/ uploads/ backups/
# 6. Apache を再起動
sudo systemctl restart apache2
# 7. ブラウザで http://サーバーのIP/vetcare/ にアクセス
# ====== Ubuntu / Debian の場合 ======
# 1. Nginx と PHP-FPM をインストール
sudo apt install -y nginx php8.1-fpm php8.1-sqlite3 php8.1-mbstring php8.1-gd
# 2. VetCare Pro をダウンロード
cd /var/www
sudo git clone https://github.com/boris15413-jpg/VetCare-Pro-ver-3.git vetcare
cd vetcare
sudo chown -R www-data:www-data data/ uploads/ backups/
# 3. Nginx の設定ファイルを作成
sudo nano /etc/nginx/sites-available/vetcare
Nginx設定ファイルの内容:
server {
listen 80;
server_name あなたのドメイン;
root /var/www/vetcare;
index index.php;
# 予約ゲートウェイのルーティング
location /booking/ {
try_files $uri /booking/index.php?$query_string;
}
# APIのルーティング
location /api/ {
try_files $uri $uri/ =404;
}
# 静的ファイルのキャッシュ
location ~* \.(css|js|png|jpg|jpeg|gif|svg|ico|woff|woff2)$ {
expires 7d;
add_header Cache-Control "public, immutable";
}
# data/backups ディレクトリへのアクセスを禁止
location ~ ^/(data|backups)/ {
deny all;
return 403;
}
# PHPの処理
location ~ \.php$ {
include snippets/fastcgi-php.conf;
fastcgi_pass unix:/run/php/php8.1-fpm.sock;
}
location / {
try_files $uri $uri/ /index.php?$query_string;
}
}
# 4. サイトを有効化して再起動
sudo ln -s /etc/nginx/sites-available/vetcare /etc/nginx/sites-enabled/
sudo nginx -t
sudo systemctl restart nginx
開発やテスト目的で手軽に起動したい場合は、PHP内蔵サーバーが使えます。 本番環境では使用しないでください。
# VetCare Pro のディレクトリに移動
cd VetCare-Pro-ver-3
# PHP ビルトインサーバーを起動(ポート3000)
php -S 0.0.0.0:3000 router.php
# ブラウザで http://localhost:3000 にアクセス
apt の代わりに dnf(または yum)を使用してください。
パッケージ名は php81-php-fpm php81-php-pdo のように異なる場合があります。
Remiリポジトリの追加が必要な場合もあります。
自分のPC上で動かす方法です。インターネットに公開せず、ローカル環境で試したい方向け。
.exe ファイルを実行してインストール
C:\xampp)のままでOKC:\xampp\htdocs\vetcare\ に配置
http://localhost/vetcare/ にアクセスC:\xampp\htdocs\ がWebルートです。
ここに vetcare フォルダを作成し、その中にファイルを配置してください。
.dmg ファイルを開き、XAMPPをApplicationsにドラッグ/Applications/XAMPP/htdocs/vetcare/ に配置http://localhost/vetcare/ にアクセス/Applications/MAMP/htdocs/vetcare/ に配置http://localhost:8888/vetcare/ にアクセス
ファイルを配置してブラウザでアクセスすると、自動的にセットアップウィザードが起動します。 6つのステップで初期設定が完了します。
PHPバージョン、必要な拡張、ディレクトリの書き込み権限を自動チェック。 問題がなければデータベーステーブルが自動作成されます。すべての機能がデフォルトで有効化されます。
動作確認用のサンプルデータ(テスト患者、飼い主、薬品マスタ、検査マスタ等)を投入できます。 「試しに使ってみたい」方はここで投入すると、すぐに各機能を試せます。不要なら「スキップ」でOK。
ログインID(英数字)、パスワード(8文字以上)、表示名を入力して管理者アカウントを作成します。 ここで作成したアカウントがシステムの最初の管理者になります。
病院名、住所、電話番号、診療時間、定休日、予約設定(間隔・枠数・昼休み時間)、 消費税率、機能のON/OFFなどを設定します。すべて後から変更可能です。
LINE Messaging APIのチャンネルアクセストークンとシークレットを入力すると、 予約通知・リマインダー通知をLINEで送信できるようになります。不要なら「スキップ」でOK。
設定完了の確認画面が表示され、「ログイン画面へ」ボタンからすぐに利用開始できます。 Step 3 で作成したアカウントでログインしてください。
セットアップ完了後、以下の設定を確認・変更することをおすすめします。
DEBUG_MODE を false に変更)。本番環境では必ずOFFにしてください。data/ ディレクトリのバックアップ方法を確認。SQLiteファイルのコピーだけでバックアップ完了です。よくある問題と解決方法をまとめました。
php -m | grep pdo で確認。pdo_sqlite が必要ですconfig.php の DEBUG_MODE を true に変更すると、エラーメッセージが表示されますdata/、uploads/、backups/ ディレクトリのパーミッションを確認sudo chown -R www-data:www-data data/ uploads/ backups/data/vetcare.db ファイルが存在する場合、セットアップは完了していますdata/vetcare.db を削除してアクセスし直してくださいmod_rewrite が有効か確認。.htaccess が正しく配置されているか確認location /booking/ ブロックが設定されているか確認/index.php?page=public_booking でも同じページにアクセスできますmbstring 拡張がインストールされているか確認php.ini で default_charset = "UTF-8" を設定新しいバージョンがリリースされた際の更新手順です。
data/vetcare.db ファイルのバックアップを取ってください。
このファイルがすべてのデータ(患者、カルテ、予約等)を保持しています。
# 1. データベースのバックアップ
cp data/vetcare.db data/vetcare.db.backup
# 2. 最新版を取得
git pull origin main
# 3. ブラウザでアクセスして動作確認
data/vetcare.db をPCにダウンロード(バックアップ)uploads/ フォルダをPCにダウンロード(アップロード画像のバックアップ)data/ と uploads/ は上書きしない)